JANPIA出資事業部note | インパクト投資の世界を広げる

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JANPIA出資事業部note | インパクト投資の世界を広げる

インパクトファーストな投資情報や社会的インパクト評価の先進事例、社会課題を解決するインパクトスタートアップに関する情報などをお届けします。休眠預金の指定活用団体である日本民間公益活動連携機構(JANPIA)出資事業部の公式noteです。

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JANPIA出資事業部、公式noteをはじめます!

こんにちは。JANPIA出資事業部長の小崎亜依子です。 JANPIA出資事業部では、この度、公式noteをスタートいたします! JANPIA(一般財団法人日本民間公益活動連携機構)とは最初に、JANPIAについて簡単に紹介させてください。 JANPIA(一般財団法人日本民間公益活動連携機構)は、休眠預金等を活用し、行政だけでは十分な対応が難しい社会課題の解決に取り組む財団です。 休眠預金等とは、10年以上、入出金等の取引がない預金等のことです。2018年の休眠預金等活用

    • IMM(インパクト測定・管理)とは何か?実施主体は企業か、それとも投資家か?

      インパクト投資活動において、欠かすことができない重要な要素の一つとされているのがIMMの実施です。IMMとは、Impact Measurement and Managementの略で、日本語では「インパクト測定・管理」や「インパクト測定・マネジメント」と表記されます。 このコラムでは、IMMの成り立ちや、その意味合いを確認するとともに、IMMには企業主体・個社レベルのIMMと、投資家主体・ポートフォリオレベルのIMMが存在する、という点について解説します。 IMMという言

      • 超初期のインパクトスタートアップへの投資に伴うリスクをどう低減するか?:Bethnal Green Ventures

        社会的課題の解決に挑む超初期のスタートアップに投資を行う際には、そのリスクの高さが課題になります。社会環境課題の領域を分散することでこのリスクを低減しているのが、今回紹介する英国のBethnal Green Venturesです。 同社は、英国インパクト投資業界において 10年以上アクセラレーターを運営し、プレシード期に株式投資している唯一のファンドを運営しています。 Bethnal Green Venturesとは?Bethnal Green Venturesは、Tec

        • 老舗社会的企業によるインパクト投資:Growth Impact Fund

          インパクト投資領域のベンチマークとなる国はどこか、という問いに対して、必ず名前が挙がる国の一つが英国です。英国の休眠預金などを資金源として社会的インパクト投資の拡大に取り組むビッグ・ソサエティ・キャピタル(現ベター・ソサエティ・キャピタル、以後BSC)の集計によると、英国における社会的インパクト投資(※)の額は、2011年の833百万ポンドから2022年の9,357百万ポンドと約10倍に成長しています。 (詳細:BSC(2024)「10 LESSONS FROM GROWIN

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        • 専門家によるインパクト投資コラム
          1本
        • 英国に学ぶインパクトファーストな投資事例
          3本

        記事

          英国に学ぶインパクトファーストな投資事例

          昨今、インパクト投資市場が国内外で急拡大をしています。インパクト投資に投下された資本総額を示すインパクト投資残高は、2023年度の日本で11兆5,414億円(昨年比197%)と、1年前より197%拡大しています。 (出所)『日本におけるインパクト投資の現状と課題 2023年度調査』(一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)発行/GSG国内諮問委員会 監督) 市場の拡大と合わせて、インパクト投資という言葉は徐々に認知も広がりつつあります。一方で、インパクト投資とは何か、何がイ

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