【5分でさっとわかる】2024年度 出資事業 公募のポイント(説明会動画あり)
こんにちは。JANPIA出資事業部note編集部です。
2024年度出資事業の公募がスタートしました!先日開催された公募説明会では、昨年度の学びや改善点、今年度に実施する申請者支援の取り組みについて詳しくご紹介しました。本記事では、そのポイントをお伝えします。
昨年度の成果と学びを活かして
昨年度、初めて実施された出資事業の公募では13事業の申請があり、最終的に2事業が採択されました。意欲的な提案が多数見られた一方で、提出書類の準備や審査プロセスにおける負担が大きかったことが課題として挙げられました。
そこで2024年度では、申請者との対話を重視した新たな仕組みを導入。「事前エントリー制度」や「ワークショップ(2025年2月開催予定)」を通じて、申請者が提案内容を磨き上げられるよう支援体制を整えました。計画段階からフィードバックを受けられることで、より質の高い提案が可能になると期待しています。
申請者支援の新たな取り組み
今年度は、提案内容を段階的にブラッシュアップするための仕組みを取り入れています。
事前エントリー制度
申請者は事業計画の大枠を提出することで、公募申請前にJANPIAからフィードバックを受けられます。条件に合わない箇所を事前に確認できるため、提案書の完成度を高めることができます。
※公募申請には、2025年3月3日(月)までに「事前エントリー」を行っていいただく必要がありますので、ご留意ください。
ワークショップ(2025年2月開催予定)
専門家を招き、社会課題を投資戦略に落とし込む視点や方法などを学ぶ場を設けます。この機会をぜひご活用いただき、戦略を磨き上げた提案書を作成してください。
インパクトファーストへの挑戦
JANPIAの出資事業は、「インパクトファースト」の理念に基づき、社会課題解決を最優先に考えています。「インパクトファースト」とは、リスクを取って社会課題解決に向けた資金を投入すること。既存の資金調達スキームではカバーしきれない分野を支援するための枠組みです。これは、社会的インパクトの創出を最大化しながら、10年で1倍以上の財務リターンを目指す挑戦です。
この挑戦を共に担っていただける方のエントリーを心よりお待ちしています!
昨年度事業の審査委員から
説明会後半のトークセッションでは、昨年度の審査委員から「インパクトとToC(セオリー・オブ・チェンジ)、投資とのつながり」や「組織体制やガバナンス」について解説をしていただきました。提案内容の一貫性を保ち、課題解決の道筋を明確にすることの重要性や、望ましいガバナンス等について詳しくコメントがありました。
説明会の動画では、さらに多くの情報が紹介されています。申請をご検討の方は、ぜひ動画をご覧いただき、申請準備を進めてください。
以上、5分でさっとわかる公募のポイントの解説記事でした。
さらに詳しく知りたい方は、以下の説明会の動画や公募スケジュールもご覧ください。
2024年度〈出資事業〉公募説明会の動画
2024年11月27日に開催された公募説明会の動画を公開しています。各パートにわかれていますので、お好きなところからご覧いただけます。
1. JANPIAよりご挨拶
2. 24年度の出資事業について
3.インパクトとToC、投資とのつながりについて
4. 組織体制やガバナンス等について
5. トークセッション
6. 質疑応答
公募スケジュール
公募スケジュールは以下となっています。2024年度も、意欲的で挑戦的な提案をお待ちしています。一緒に未来を切り拓きましょう!
JANPIA出資事業部note編集部